住宅ローン
2019/12/17
高松市のお客様に資金計画ご相談頂きました!
住宅ローン
最近お問い合わせの多い、
夫婦合算での住宅ローンの
メリットとデメリットについて
お話したいと思います。
住宅ローンを組まれる場合、
できれば単独借入が望ましいですが、
本人の属性や希望住宅の金額によっては、
夫婦で組まれることも多々あります。
その夫婦での住宅ローンの種類は、
既にご存知の方も多いかと思いますが、
『ペアローン』『連帯債務』『連帯保証』があり、
全て同じように思われがちですが、
それぞれ違いがあります。
『ペアローンの場合』
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メリットは、収入合算はもとより、団体信用生命保険(団信)も
各自加入が可能で、住宅ローンの控除も受けられます。
また、減税制度がペアになる分、控除金額が上限未満の場合には、
お一人の場合よりも控除額が多くなる場合があります。
一方、デメリットとしては、
ご夫婦それぞれが住宅ローンを組むのですから、
各自の審査通過は必須で、事務手数料等も2倍になります。
持分割合によっては、
贈与税がかかる事もありますので、
注意が必要です。
『連帯債務の場合』
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メリットは、こちらも収入合算、ローン控除は可能で、
主債務1人の住宅ローンの為、ペアローンとは違い
事務手数料等は1人分のみになります。
デメリットとしては、
主債務の方のみしか団信に加入ができません。
その場合、団信に加入していない方が
亡くなった場合もローン返済は続くことになります。
また、このローンは離婚した場合でも
『連帯債務と共有物件』を解消しない限り、
継続してしまいます。
※但し、フラット35の【連帯債務】の場合、
金利をプラスする事により、夫婦での団信加入が可能となります。
『連帯保証の場合』
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メリットは、こちらも収入合算は可能で、
夫婦どちらかが多く返済したとしても
贈与税がかかることはありません。
デメリットとしては、
団信は1人のみの加入になり、
住宅控除も連帯保証人が支払っていても
主債務者のみが受けれる事になります。
ここ数年は共働き夫婦が増え、
奥様がローンの支払いをすることも
少なくない状況です。
ご主人の年収だけでは、購入できないと
諦めていた夫婦でも、合算することにより、
借入額を増額でき受注に繋げることが可能となります。
■ 住宅ローンはさまざまありますが、
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資金計画等で、お客様と接する上では、
ローンの知識として必要かと存じます。
弊社では、少しでも可能性があれば、
全力で向き合う金融のプロがいる会社、
複数社と提携しております。
ご相談や審査申込等でも、
お困りな点があれば、
まずは、金融サービスまで、
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